会社経営を終えてから、私にはずいぶんと時間ができた。
朝は犬の散歩に行き、コーヒーを淹れ、掃除をする。
最近では弓道まで始めた。
昨夜も弓道場で弓を引いてきた。(ん?結構忙しいな…笑)
しかし、会社を経営していた頃には、こんな時間の使い方はなかなかできなかったのも事実。
実にありがたいことであるし、幸せだ。
ただ、人間というものは面白い。
時間ができると、今まで放っておいたことまで気になり始める。
そこで最近、我が家の固定費をひとつずつ眺めてみることにした。
別に切り詰めた生活をしたいわけではない。
食べたいものは食べたいし、遊びにも行きたい。
それでも、
「これ、本当に今の我が家に必要なのか?」
と、思わず考え込んでしまうものも、確かにある。
そんな思いを胸に、毎月の支払いを独自の視点で見直してみたのである。
すると、なんとなんと、思っていた以上に面白い数字が出てきた。

夫婦の医療保険
最初に目をつけたのが、私と妻の医療保険である。
現在は夫婦ともに『入院日額1万円』
これを『日額5,000円』に減額したらどうなるのか、保険会社に確認してみた。
もちろん保障を半分にすれば、入院給付金だけでなく、それに連動する手術給付金なども減る。
※私たちの契約では、入院給付金に連動する手術給付金なども減る。
その代わり、保険料はこうなった。
私 月4,644円 → 2,379円(月2,265円減)
妻 月3,972円 → 2,044円(月1,928円減)
夫婦合わせると、
月4,193円の削減である。
これはなかなか大きい。
夫婦のがん保険
我が家のがん保険は、夫婦ともにがんと診断された場合の『一時金50万円』に加え、所定の治療を受けた月には『月10万円』が給付される内容になっている。
今回は一時金50万円はそのまま残し、治療給付金を、
『月10万円 → 月5万円』
へ減額する場合を調べてみた。
私 月4,708円 → 3,378円(月1,330円減)
妻 月3,216円 → 2,276円(月940円減)
夫婦で月2,270円減である。
先ほどの医療保険と合わせると、
月6,463円。
年間にすると、
なんと、77,556円。
何かを我慢したわけでもない。
安いところを探し、スーパーを何軒も回ったわけでもない。
電気を消して暗闇で暮らしたわけでもない。
保険の内容を改めて確認しただけである。笑
保障減額へ進もうとしている理由
もちろん、
「安くなるなら減らしちゃえ!」
という単純な話ではないことは読者諸兄もおわかりになるだろう。
医療保険というものは、必要になったその日に「やっぱり元に戻します」とはいかないからである。
年齢も上がるし、健康状態によっては新たに加入することが難しくなる場合もある。
だから全部やめるという選択は、正直、少々怖い。
何しろ私は、石橋を叩いて渡るタイプである(壊れそうでも渡る時、有)
※さらに私の姉は叩きすぎて橋を壊すタイプだ。笑
そこで改めて公的な医療制度や、現在の貯蓄、実際に入院した場合に必要になりそうなお金などを調べてみた。
日本には高額療養費制度があり、保険診療の自己負担には所得などに応じた上限が設けられている。
もちろん、差額ベッド代や食事代、保険適用外の費用などは別に考えなければならない。
それらを含めて考えてみても、
「入院日額1万円を、この先ずっと持ち続ける必要があるだろうか?」
と思うようになった。
だったらゼロにはせず、5,000円残す。
がん保険も診断一時金50万円は残し、毎月の治療給付を半分にする。
保障を捨てるのではなく、今の自分たちに合う大きさへ調整するという考え方である。

そして、もうひとつ大きな固定費があった
クルマである。
我が家では現在、2台分の自動車保険に、
レジアスエース 月9,110円(車両は売却済みだが、N-VAN納車を控え、保険は継続のまま)
クロストレック 月7,200円
合計月16,310円を支払っている。
しかしクルマの入れ替えに伴い、これからN-VANとジムニーになる予定である。
まだ正式な保険料は確定していないので、ここはあくまで仮の話。
※そして、代理店型とネット型の見積もりもまだなので、「また後日談」としよう
もし2台とも月5,000円前後に収まれば、2台で月1万円。
現在との差は、
月6,310円。
年間なら75,720円である。
ここは実際の見積もりが出たら、また答え合わせをしてみたいので、乞うご期待。
全部想定どおりとした場合
医療・がん保険で、
月6,463円。
自動車保険で仮に、
月6,310円。
合わせると、
月12,773円。
年間では、
153,276円。
暇に任せて固定費を眺めていただけなのに、年間15万円以上のお金が残る可能性が出てきた。
10年なら単純計算で150万円を超える。
これはなかなか侮れない。
私は節約そのものが目的ではない、はず。笑
むしろ、せっかく手に入れた今の自由な生活を楽しみたいのである。
だからこそ、満足度をほとんど落とさずに減らせる固定費なら、一度くらい真剣に眺めてみてもいい。
今まではそんな時間、なかったし、ね。
会社を経営していた頃は、売上や経費、人件費を毎日のように見ていた。
ところが自分の家計となると、
「まあ、こんなものだろう」「なんかあったらいかんので、手厚く!」
などと、意外に放ったらかしだったのである。
灯台下暗しとは、このことかもしれない。※東大があったところに以前暮らしていた訳では、ない。笑
最後にひとつ、問題(笑)が起きた
固定費を見直して、「おー、結構減るんだ」と思った私。
悦に浸り、したり顔で戦いの後の美酒ならぬ、コーヒーに酔いしれていた。フッ😎
その直後である。
??私はこの考えや計算、その他諸々の調べを自分でやったのか??
そして、こんな考えに思いを巡らす。
私が会社を経営していた頃は、毎月たくさんの従業員さんにお給料をお支払いしていた。
会社を閉じて、ようやく人件費がゼロになったと思った。
しかし、会社経営だった私は、従業員さんのありがたさを身をもって感じていたのも確か。
そこで。
「あれ!?私が相談してきたAIは『AI(アイ)さん』という新しい従業員なのでは?と。
しかもこいつ、(あ、いやいや、この子)
ブログを執筆するお手伝いをしてくれる。
家計や費用などを計算してくれる。
相談にも乗ってくれる。
早朝、夜中でも文句を言わずに働いてくれる。
そして月給約3,000円!めちゃくちゃコストパフォーマンス高っ!!
元経営者としては、
なかなか良い人材を採用したのかもしれない。
ふっふっふ。
と、毎日のようにこき使っているAIを、とうとう有料プラン(月給制)にしてしまった。
『月のお給料、約3,000円』
……。
固定費を減らせると分かったそばから、
新しい固定費を増やしてどうする!?。笑
ただし、私個人に仕えるが故の劣悪(笑)な雇用条件なのは言うまでもない…。
労働基準監督署には絶対に知られたくない労働環境となっていることは、ここだけのお話し、ね。笑
※この記事は我が家の固定費を見直した記録であり、保険の減額・解約をおすすめするものではありません。必要な保障は年齢、健康状態、貯蓄、家族構成などによって異なります。保険を変更する際は、ご自身の契約内容や公的医療制度を確認したうえでご判断ください。