54歳になって、近頃ふと思う。
「この後の人生、本当に大丈夫か?」
そして、もう一つ。
「そもそも、なんのためにFIREしたんだっけ?」と。
念願の、仕事を「そんなに」しなくても良い生活に入ったは良いが、
あれやこれやと色々考える。
これは、54歳でサイドFIREした私自身のリアルな疑問。
現在、新NISAを中心に約1,000万円を投資。
そのほかも合わせたら、約2000万円ほど投資している。
生活防衛資金は別に確保していて、きちんとしたところに信託してある。使おうと思っても月に必要な生活費しか手元に来ないようにもしてある。
※いきなり鉄パイプやバールを持った怖い兄ちゃんたちが使徒のように襲来し、ATフィールド(SECOM)を破ってセントラル・ドグマ(自宅)に入ったとしてもアダムはいない(お金は🈚️い)
そして、我が家は警察署から極めて近い立地に自宅を建てた。ダミープラグを携え、S2機関を搭載した量産型シリーズ(警察官たち)が大挙して押し寄せ、ロンギヌスの槍(三段警棒)で使徒(トクリュウ)を殲滅するだろう。
しかし来たとして何を取るのだろう?何しろ、私の財布には、高校生の次男坊より少ないお小遣いしか入ってないのだよ。ある意味覚醒した財布を横目に、「ふ、勝ったな」とあの先生も言うだろう。
話がそれた。つまり、
「もう一生、お金の心配がない」
というほど単純な話ではない。ゆえにサイドFIRE。
今回は、54歳の現在、新NISAに投資している約1,000万円が、これから5年、10年、15年、20年でどこまで育つのか。
そして、その数字を見たうえで、
「これから私はどう生きるのか?」
を真剣に考えてみたいと思う。
ジョニーさんも言ってた。「お金はきちんと”全て”計算すること」、とね。
まずは1,000万円を複利で運用するとどうなる?
今回の条件はシンプル。
現在の新NISA投資額を、
『1,000万円』
とする。
追加投資はしない。
そして、
- 年利5%
- 年利7%
の2パターンで計算してみよう。
もちろん株式投資で毎年5%、7%がきれいに増えるわけでは、天地がひっくり返ってもあるわけ無い。。
実際には、
+20%の年もあれば、
-15%の年もある。
場合によっては、
「おいおい、1,000万円が800万円になっちまったぜ!」
という年だってある。
ここではあくまで、平均的な利回りが一定だった場合のシミュレーションをとる。
金融庁もNISAのシミュレーションを公開しているが、シミュレーションは将来の結果を保証するものではないとしっかり明記。ま、当たり前だわな。
では、行ってみよう。
54歳から1,000万円を運用した場合
| 年数 | 年利5% | 年利7% |
| 現在 | 1,000万円 | 1,000万円 |
| 5年後 | 約1,276万円 | 約1,403万円 |
| 10年後 | 約1,629万円 | 約1,967万円 |
| 15年後 | 約2,079万円 | 約2,759万円 |
| 20年後 | 約2,653万円 | 約3,870万円 |
数字だけ見ると、かなり面白い。
54歳の現在、
1,000万円。
これが、
64歳になる10年後には、
年利5%なら約1,629万円。
年利7%なら約1,967万円。
さらに69歳。
15年後には、
約2,079万円~約2,759万円。
そして74歳。
20年後には、
約2,653万円~約3,870万円。
もちろん保証は無い。
でも、ここで重要なのは金額そのものより、
「時間が味方になる」
これ一択。
1,000万円という元本が大きくなればなるほど、複利の威力も増す。
例えば1,000万円を5%で運用できたとすると、単純計算で最初の1年間の増加分は50万円。
2,000万円なら100万円。
3,000万円なら150万円。
つまり、
「自分が働いて稼ぐ」だけではなく、「資産にも働いてもらう」
という状態が徐々にできていく。

さて、ここからが本題。
私は54歳。
20代でもなければ、30代でもない。当たり前である。
今まさに仕事を終え、自由という時間を謳歌している男がここにいる。ヤンチャな日々も、愛だ恋だを上手に使い分けて来た日々も、とうの昔。残りの人生の時間をどう結ぼうか?と考えている男のこれから。
『今からの20年、人生で一番自由に使える20年』
どう使おうが勝手であると同時に、お金は生きるための糧でもある。
しかし、それでも好きに生きていきたい(もちろん全てのことに責任を果たしながら)
なぜなら、
お金は後から取り戻せる可能性もあるが、今日と言う日は二度と戻ってこないから。
時間には、機会費用がある。
だからといって「一切働かない」が正解なのか?
ここも違うと思っている。
私は、
「FIRE=一切働かないこと」
ではないと思う。
むしろ、
「働き方を自分で選べること」
がFIREの本当の意味なのではないか。
嫌な仕事を断ることができる。
無理な仕事をしなくていい。
人間関係が嫌なら辞められる。
朝から晩まで働かなくていい。
「今月は遊びたい」
なら遊べる。
「ちょっとお金が欲しい」
なら働けばいい。
この状態こそが、
FI=Financial Independence(経済的自立)
だから「完全FIRE」ではなく「ゆるFIRE」
故にサイドFIRE。
54歳の私が目指したいのは、
完全FIREではなく、ゆるFIRE。
『時間は私の持ち物として好きに使う』これである。
これが一番しっくりくる。
生活防衛資金は確保する、バカみたいに使えないよう信託。
投資は続ける、無理のないように。
新NISAの資産は長期で育てる、どんな暴落がきても。
教育費など、必要なお金は別に確保する、もう支払っちゃった😅
そのうえで、
「嫌な仕事はしない」
「やりたい仕事だけする」
「ブログを書く」
「SNSの仕事をする」
「好きなものを紹介する」
「仕事だったことについて語る」
「ギターについて語る」
「バイクや車について語る」
「家族との時間を大切にする」
そして、
「疲れたら休む」〜昼寝含む〜
これでいいんじゃないか。
1,000万円は「老後のお金」ではなく「自由を買うお金」
私は1,000万円という数字を、
「老後まで絶対に触ってはいけないお金」
と考えるより、
「人生の選択肢を増やすための資産」
と考えたほうがいいと思っている。
もちろん投資資産なので、価格変動はある。
しかし、
「資産があるから、嫌な仕事を断ることが出来る」
というだけでも、その価値は大きい。
例えば、
月20万円の生活費が必要だったとして、
年間240万円。
10年間なら2,400万円。
だから、
「1,000万円あれば一生大丈夫!」
という話では全然ない。
でも、
「少しだけの収入があればいい」
となれば話は変わる。
月5万円。
年間60万円。
ブログやSNS、好きな仕事などから年間60万円を得られれば、
必要な取り崩し額は大きく減る。※取らぬ狸の皮算用、ではあるが…。
つまり、
完全に働くか、完全に働かないかの二択ではない。
54歳からは「お金を最大化する人生」から卒業したい
若い頃なら、
「年収を上げる」
「貯金を増やす」
「投資額を増やす」
「資産を最大化する」
という考え方でいいと思う。
が、これからは、
少し違う気がする。
これから大事なのは、
資産額ではなく、人生の満足度。
1億円持っていても、病院のベッドにいたのでは使えない。
逆に、
1,000万円しかなくても、
家族と楽しく過ごし、
好きなことをして、
たまに旅行して、
美味しいものを食べて、
楽しいと思える仕事を少しして、
毎日「今日もいい一日だった」と思えるなら、
これこそ本当の『勝ち組』だと思う。
レク◯スやベ◯ツは必要ない。
そして20年後、私は74歳
少し、想像してみよう。
74歳の私。
年利5%なら、
1,000万円は約2,653万円。
年利7%なら、
約3,870万円。
もちろん現実には相場も動くし、途中で取り崩すかもしれない。
それでも、
「54歳のときに1,000万円を投資していた」
という事実が、20年後の自分を助けてくれる可能性は十分にある。
でも74歳の私が一番後悔するとしたら、
「もっと投資しておけばよかった」
だけではない気がする。
むしろ、
「54歳のとき、もっと自由に生きればよかった」
ではないだろうか。
もちろん、それまで命があれば。だがね。笑
だから私は「働かない」のではなく「働き方を選ぶ」
結論。
54歳からの私にとって、
「働くか、働かないか」
は、それほど重要ではない。
重要なのは、
「なぜ働くのか?」
哲学的要素を多分に含んだ、この答えはいかに?
私の目標である、私の生き方。
それは
生活の全てを自分で決められること。
これこそが私の人生の究極。アルティメットなスタイルである。
54歳、まだ人生の途中。
1,000万円の投資資産は、
5年後、10年後、15年後、20年後と、
時間をかけて育っていく可能性がある。

だからこそ、
資産には「時間」を与える。
そして自分には、
「自由」を与える。
これからは、
「いくら持っているか」
ではなく、
「何に時間を使ったか」
を大切にしていきたい。
54歳。
まだまだ人生の途中。
老後のために今を犠牲にするのではなく、
未来のお金を育てながら、
今の人生もちゃんと楽しむ。
それが、
私なりの「54歳からのゆるFIRE」
なのかもしれない。

【まとめ】夢見る少女じゃいられない54歳 vs 夢見るシャンソン人形な54歳。笑
| 夢見る少女じゃいられない54歳 | 夢見るシャンソン人形な54歳 |
| 教育費がちょい残 | さすらいたい |
| 老後資金が心配 | 好きなことしかしたくない |
| 投資が暴落するかもしれない | 長期、長期、長期 |
| 健康も心配 | 妻と毎晩、晩酌 |
| もっと働いたほうが… | ほんの、ほんの少しだけ働いてもいい |
| 資産が増えたらいいな | 人生は楽しむ、の一択 |
| 老後自体が心配 | 今日を大切に |
こんな感じか?ざっくりだなぁ…。
新NISA・資産形成を考えるための公式情報
新NISAの制度について確認するなら、まず金融庁の公式情報がおすすめ。
今回のような複利計算を自分でも確認できる。
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※この記事について
この記事の1,000万円の試算は、年利5%・7%が一定で続くと仮定した単純な複利計算です。実際の株式・投資信託の運用では価格変動があり、元本割れする可能性もあります。また、教育費、生活費、税金、年金、追加投資や取り崩しなどは個人によって大きく異なります。また、このブログは投資を助長する目的では作られておりません。投資は自身の判断でお願いします。
投資は「いくら増えるか」だけではなく、「そのお金を用いてどんな人生を送りたいのか」まで考えて決めたい。
54歳、まだまだ勉強ですな。
