8年前に34万8,000円で買ったテレキャスター。今ではちょっと驚く値段になっていた【63” TELECASTER LTD NAMM 】

ギターと寝ているワンコ ギターにまつわる.etc

Custom Shop 2017 NAMM

2018年4月、池辺楽器にて。

その時の購入金額、348,000円(税抜き)

もちろん、将来の値上がりなど気にして買ってはいない。

単純に、「これはいいテレキャスターだ」とマ・クベよろしく、思っただけ。

そして、8年以上経った今でも、このギターの印象は、あの頃と全く変わっていない。

やはり、これはいいテレキャスターだ。


テレキャスター来歴

楽器に付属している「Shop Floor Traveler」を改めて見てみた。

そこには、

2017 LTD NAMM 63 TELE REL – ALPB

と記載されている。

ALPBはもちろん、

Aged Lake Placid Blue。

そして、このギターの大きな特徴のひとつが、

マッチングヘッド。

ボディとヘッドのカラーが揃っている。

テレキャスターと言うギターは、このマッチングヘッドになるだけで、かなり雰囲気を変える。

個人的には、この部分がこのギターの存在感をかなり高めていると思っている。

さらに、2017年はFender Custom Shopの30周年。

ヘッド裏には30th Anniversaryのデカールが入り、ネックプレートもLimited Edition仕様になっている。

要するに、

「普通の63 Telecaster Relic」ではない。

そこが、このギターの面白いところだ。

ちなみに使用限は👇


全ての「バランス」

こいつのスペックを細かく語ることは、いくらでもできる。

2ピース、アルダーボディ。

リフトソーン、メイプルネック。

AAAローズウッド指板。

63 Tele用のハンドワウンド・ピックアップ。

6105フレット。

9.5インチ指板R。

63 Strat Style “C”ネック。

スペック表を見るだけでも、かなり魅力的でワクワクする。

しかし、私がこのギターの最も優れているところを挙げるとすれば。

それは、バランスだ。

まさに、これに尽きる。

手に取った時の重量感。

座って弾いた時の収まり。

立ってストラップを掛けた時のバランス。

ネックを握った時の感触。

そして音。

マッチングヘッド同様、全てに”マッチ”するのだ。


乾いた音はまさに…

テレキャスターには、テレキャスターにしか出せない音がある。

「パキン!」とした気持ちのいい響き。

軽く歪ませカッティングをすると、本当に心地よい。

弦を軽く弾いても音が前に出る。

コードを鳴らしても、一音一音が埋もれない。

ところが、である。

このギターはそれだけではない。

リードを弾いてみると、意外なほど粘る。

「あれ?テレキャスターって、こんなに太かったっけ?」となる。

もちろん、アンプのセッティングや弦、ピック、弾き方によって音は変わるが、

全てを超越し、このギター、かなり懐が深い。

これ1本でいける

テレキャスターというと、

「ボーカルのためのギター」

というイメージを持っている人、結構いると思う。

もちろん、それは間違っていないし、そんなプロもいっぱいいる。

でも、この63 Teleはリードを弾いても面白い。

ブリッジ側でジャキッとしたバッキングをしてもいい。

センターで少し太くしてもいい。

ネック側にすれば、かなり粘りのある音になる。

とにかく、トーンもよく効く。

アンプを少し歪ませ、ギター側のボリュームを行き来すれば、

バッキングからリードまで、この1本でかなりのところまで対応できる。

私にとっては、これが大きい。

足元の「エフェクター」減らせるからね。

というより、

演奏に集中できるからね。

よく使っているアンプは👇


「レリック」仕様

レリック仕様、つまり最初から傷や使用感が入っている。

だから、「8年以上使っているのに傷が少ない」笑。

と言っても、そもそも新品の段階で古い(感じの仕様)笑笑。

ウェザーチェックや、塗装の剥げなどが、見事に再現されており、実際に何年も使われてきた名機たちと遜色ない仕上がり。

かなり大切に扱ってきたので「レリックなのにミント」をキープしている。

という、ちょっと変な状態だ。

レリックをミントコンディションと表現するのもどうなんだ、という話ではあるが、それでも私が所有しているギターの中で1、2を争うほど、かなり古さがキレイ。笑。

Buy,Now?

さて今回、改めて調べてみて驚いた。

私が2018年に購入した時の価格は、

348,000円(税抜き)

では、2026年現在はどうなっているのか。

現在の市場を見ると、Fender Custom Shopの1963 Telecaster Relicは、日本国内でも60~90万円台の価格帯で販売されている。

例えば現在、イシバシ楽器ではLimited Edition 1963 Telecaster Relicが946,000円!!J-GuitarではAged Lake Placid Blueの1963 Telecaster Relicがセール価格671,000円!で掲載されている。

さらに面白いのが海外市場。

私のギターとかなり近い、

2017 NAMM Limited Edition
’63 Telecaster
Lake Placid Blue
Matching Headstock

という個体が、Reberbで**$4,999.99**で掲載されている。

8月28日現在のドル円は約159.5円なので、単純計算すると、

約79万8,000円!!!!!!

もちろん、これは「販売希望価格」であって、実際の成約価格ではない。

ただ、

34万8,000円で買ったギターが、現在の市場では70~80万円、条件によってはそれ以上の価格帯に入っている。

実際これはこれで、なかなか面白い。


同じものは、ほとんど無い

ここも重要だと思う。

現在のFender Custom Shopでも1963 Telecaster Relicはラインナップされている。

現行モデルにも2ピース・アルダー、60年代Oval “C”、ローズウッド指板、ハンドワウンド・ピックアップなど、かなり近い仕様のものがある。

しかし、だ。

2017 NAMM Limited Edition

で、

Aged Lake Placid Blue

で、

マッチングヘッド

で、

30th Anniversary

という条件まで揃えるとなると、話は変わってくる。

同じスペックの新品を「今注文すればいい」という話ではない。

そこに限定モデルとしての価値が加わる。

2017年にしか存在しない一本。

そこに、このギターのユニークさと個性があると思っている。


現在買えるだろう個体

これも調べてみた。

現在販売されているCustom Shopの1963 Telecaster Relicを見ると、ざっくり70万円台後半から90万円台がひとつの目安になる。

※2026年8月28日現在であることをご承知おきください。

Fender Custom Shop 1963 Telecaster Relic

Fender Custom Shop 1963 Telecaster Relic👆

¥748,000•1963年モデルのレリック仕上げ、クラシックなサウンドとビンテージ感。

Fender Custom Shop Limited Edition 1963 Telecaster Relic

Fender Custom Shop Limited Edition 1963 Telecaster Relic👆

¥946,000•限定版の1963 Telecaster、希少なカスタムショップ仕様。

Limited 1963 Telecaster Relic / Blue Ice Metallic

Limited 1963 Telecaster Relic / Blue Ice Metallic👆

¥836,000•ブルーアイスメタリックの1963 Telecaster、レビュー高評価。

Fender Custom Shop 2025 Limited Edition 1963 Telecaster Journeyman Relic

Fender Custom Shop 2025 Limited Edition 1963 Telecaster Journeyman Relic👆

¥660,000•2025年限定のジャーニーマンレリック、希少なビンテージ風仕上げ。

説明は不要だと思うが、ギターには個体差がある。

同じモデルでも重量が違えば鳴り方も違うし、ネックの握り心地も違う。

だから私は、

「同じスペックのギター」より「同じくらい気に入るギター」を探す方が難しい

と思っているし、実際、見つけたことがない。

私は他にテレキャスターを3本所有しているが、どの子も個性に満ち溢れている。

また、ご紹介したい。

あ、一本紹介したね👇

【Fender Custom Shop】派手なのに渋い!デニス・ガルスカ製1968テレキャスター・ピンクペイズリー
こんな派手なギター、誰が買うんだ?「ピンクペイズリー」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。「ずいぶんと派手なギター」「Charがピンクペイズリーのムスタングを使っていたのを知っている」「いやいや、こんなの普通買わないでしょ」などなど…

まだまだ現役

購入してから8年以上。

このギターは今でも普通に現役だ。

むしろ、年月が経ったことで、このギターの個性と存在感が増してきている。

壁に掛かったこのテレキャスターは、いつでも私の手の届くところにいる。

抱え込んでみると「ああ、やっぱりこれだな」となる。

ギターはスペックだけでは説明できないところがある。

何年も一緒に過ごしてきたという時間と言うか、そこにいてくれたという安心にも似た佇まいと言うか。とにかく、愛おしい。

「自分のギター」と呼べるまで育て上げていく過程は、子育てにも似ている。

大切に、大切に、そう、まるで我が子だ。


Mr.Telecaster

2018年4月。

私はこのギターを348,000円で迎い入れた。

現在の市場価格を調べてみると、ざっくり70~80万円台が見えてくる。

単純に数字だけで考えれば、かなり値上がりしている。

でも、私にとっては「値段の高騰したギター」というより、

8年以上弾いてきた、今でも大好きなギター。

その結果として、希少性や市場価値が上がっただけ。

それくらいでちょうどいい。

投資目的で買ったわけではないからこそ、

「買って良かった」と思える。

そして今日も、うちの壁を見れば、

あのAged Lake Placid Blueのテレキャスターがいる。

そして、いつもながらに思う。

『こいつ、やっぱりカッコいいな』と。

そして、この一本は私にとって、かなり特別な一本なのである。


関連情報・動画

今回のギターと非常に近い2017 NAMM Limited Edition 1963 Telecaster Relic / Aged Lake Placid Blueを、ギタープラネットが紹介している動画があります。

こちらはまさに同系統の個体で、2ピースアルダー、63 Cシェイプ、9.5インチR、6105フレット、63 TeleハンドワウンドPUなど、今回のギターを理解するうえでもかなり参考になります。

また、こちらの動画も2017 Winter NAMM Show限定の同系統モデルです。

関連リンク

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