先日、こんな記事を書いた。
私200万円、妻200万円、夫婦合わせて400万円。
ずっと「2029年になれば400万円が戻ってくる」と思っていた生命保険について、改めて契約内容を確認したところ、「あれ? 元本保証って死亡した場合だけなの?」という疑惑が浮上したのである。
前回の記事を書いた時点で確認していた解約返戻金は、夫婦合わせて200万円台だった。
おいおい、400万円が200万円台って……。
話が違うじゃないかーーー!というのが前回までのお話である。
ところが本日、2026年9月28日(月)。
この話に、大きな続きができた。
結論から書こう。
400万円、戻ってくるって!

先日のモヤモヤがどうにも気になった私は、三井住友海上プライマリー生命のカスタマーサービスへ確認することにした。
そして今回、自分たちの証券番号を伝え、私と妻それぞれの契約内容を個別に確認してもらった。
ここが非常に重要だった。
一般的な商品の説明ではなく、「私たちが実際に契約している保険はどうなっているのか?」を調べてもらったのである。そして返ってきた回答は、私にとってかなり嬉しいものだった。
私たちの契約では、2029年9月に夫婦合わせて400万円の元本が戻ってくる。
つまり、私の200万円&妻の200万円、合計400万円。
いやぁ……、よかった。笑
一回は本気で計画を組み直した
前回の記事を書いた時点では、かなり真面目に考えた。
「もし400万円が戻ってこなかったらどうする?」ということを。
我が家は現在、会社経営を終えて、これからの20年ほどのお金について大まかな計画を立てている。
その中で2029年に受け取る予定だった400万円も、当然ながら計算に入れていた。
それが突然、「もしかしたら400万円ではなく、200万円台しか戻ってこないかもしれない」となったわけだ。
200万円近く予定が狂う!これはなかなか大きい。
そこで、「だったらNISAで保有しているゴールドを少しずつ取り崩そうか」「今回の保険の解約返戻金は無理に生活費に使わず、S&P500などで長期運用したらどうだろう」など、いろいろ考えていた。
54歳、無職。
時間だけはあるので、こういう計算はいくらでもできるのである。笑
しかし今回の確認によって、その必要はひとまずなくなった。
勘違いが起きた理由
今回あらためて思ったのだが、生命保険というのは本当に難しい、ということ。
保険証券や契約書を読んでも、
「死亡保険金」「積立金」「解約返戻金」「最低保証」など、さまざまな言葉がたくさん出てくる。
しかも商品そのものの一般的な説明と、自分が実際に契約した時期や契約条件が必ずしも同じとは限らない。
今回の私もまさにそれだった。
書類を自分なりに読み、現在の解約返戻金を確認し、「これは元本保証じゃないんじゃないか?」と考えた。
しかし最終的には、証券番号を伝えて、自分自身の契約内容を確認してもらう。
これが一番確実だった。
当たり前といえば当たり前なのだが……。
54歳になって、またひとつ勉強になった。笑
※この記事は私たち夫婦が実際に契約している保険について、証券番号をもとにカスタマーサービスへ確認した内容を書いたものです。同じ保険会社の商品でも、契約時期・商品・契約条件などによって内容が異なる可能性があります。ご自身の契約については、必ず保険証券や保険会社でご確認ください。
もうひとつの生命保険も整理した

実は前回の記事を書いたあと、我が家では生命保険全体をかなり見直した。
その中には、もともと葬儀費用などに使おうと考えていた別の生命保険もある。
しかし、「本当にこの保険をこのまま持ち続ける必要があるのか?」「我が家にある他の保障や資産と重複していないか?」そんなことを夫婦で考えた結果、大切なものはそのまま継続、必要ないものは解約して投資へと移動することとなった。
保険というものは、多ければ多いほど安心というわけでもない。
年齢とともに、そんな考え方に少しずつ変わってもきた。
今回、2029年に400万円が戻ってくることが確認できたことで、この先、整理もずいぶんはかどることだろう。
2029年、400万円をどうする?
さて。
問題はここからである。
2029年9月。
私は57歳になっている。
その時に400万円が戻ってきたとして、「400万円入った!全部生活に使おう!」
……とは、もちろん考えていない。笑
この400万円については、基本的にはその後の生活を支える資金のひとつとして考えている。
必要になった時に、必要な分だけ使う。
そして使わない分については、現金のまま置いておく必要もない。
その時の家計や相場、必要な生活防衛資金などを見ながら、一部を運用することもできるかもしれない。
たとえばイメージとしては、こんな感じだ。
| 2029年以降の400万円 | 考え方 |
|---|---|
| 生活に必要な分 | 必要な時に取り崩す |
| 当面使わない分 | そのまま確保、または運用を検討 |
| 急な出費への備え | 生活防衛資金として残す |
| 長期間使わない分 | 投資信託なども選択肢 |
もちろん、2029年になった時の相場や我が家の資産状況によって判断するが、現金が一番インフレには対応できないこともわかっている。今から「絶対こうする」と決める必要はないが、大筋で決めておこう。
むしろ私にとって大きいのは、『400万円を一度に使う必要がない』ということである。
「使えるお金」であり「運用できるお金」
【簡易図】
2029年9月
夫 200万円
+
妻 200万円
↓
合計400万円
↓ ↓ ↓
生活費として必要な分だけ使う
+
当面使わない分は残す・運用を検討する
これなら、かなり自由度が高い。
仮に毎月少しずつ生活費へ回すとしても、400万円すべてが一気になくなるわけではない。
残っているお金には、まだ働いてもらえる可能性がある。
以前の私は、「2029年に400万円が入る」というところまでしか考えていなかった。
しかし会社を閉め、時間ができて、NISAや保険、年金などをひとつずつ整理していくうちに、「お金は受け取る時期だけでなく、その後どう使うかまで考える必要がある」と思うようになった。
会社員なら給料が毎月入ってくる。
会社経営をしていた頃も、役員報酬が入ってきた。
しかし現在は違う。
これからは、「今ある資産をどう長持ちさせるか」という考え方が重要になってくる。
400万円が戻ってくること、そのものも嬉しい。
だが私にとっては、これからの資金計画をもう一度落ち着いて考えられるようになったことの方が大きい。
きちんと確認

前回の記事を書いた時は、「400万円が220万円になっちゃうのか?」と、かなり落ち込んだ。
それでも、「じゃあどうする?」と考え、別の方法を探した。
ゴールドを取り崩す方法。
投資信託を長く運用する方法。
生命保険を整理する方法。
とにかく、いろいろ考えた。
結果として今回は、400万円が戻ってくることが確認できた。
だからといって、前回考えたことが無駄だったとは思っていない。
むしろ、一度計画が崩れたことで、我が家のお金をもう一度全部見直すことができた。
これは大きかった。
生命保険も整理したし、NISAの役割も考え直した。
老後資金についても、以前よりずっと具体的に見えるようになった。
そして何より、「もし予定通りにいかなかったとしても、何とか方法はある」と思えるようになった。
これは54歳で会社を閉じた私にとって、かなり大きな安心材料である。
前回の記事を読んでくれた読者諸兄へ
400万円、戻ってきます。笑
お騒がせしました。
いや、一番騒いでいたのは私なんだけど。笑
ただ今回、本当に思った。
生命保険でも投資でも年金でも、ネットで調べることはもちろん大切だが、最後はやはり、「自分の契約はどうなっているのか?」を電話確認することが重要である。
証券番号を伝えれば、自分自身の契約について調べてもらえる。
今回の私は、それによって資金計画が大きく変わった。
そして2029年9月、その時の私は57歳で、まだ無職だろう。笑
ブログで少しくらい稼げるようになっているのか。※我が人生譚がそうなってたら嬉しい
それとも、まったく違うことをしているのか。
今の私には、到底分かるはずもない。
でも少なくとも、2029年以降の景色が、少し明るく見えるようになった。
この400万円は、大切に使わせてもらおう。
……まぁ、元々は私たちのお金なんだけどね。笑
