【54歳で会社経営を終えた私の年金】60歳から繰上げ受給する理由|損得ではなく「生き方」の問題

いろんな資料を開き、ワンコと考えている私 お金にまつわる.etc

私は、60歳から年金を繰上げ受給するつもりでいる。

「いやいや、65歳まで待ったほうが得でしょう」

たぶん、そう思う人も多いだろう。

実際、年金だけを考えれば、65歳まで待ったほうが受給額は多くなる。

それでも私は、60歳から受け取りたいと思っている。

理由は単純である。

元気に動ける60代で、お金を使いたいからだ。

54歳で会社経営を終えた今、私は「これからの人生をどう使うか」を以前より真剣に考えるようになった。

今回は、そんな私たち夫婦の年金について、実際に調べてみた話である。



自由になったら突然気になった

会社経営を終えて、生活が少し落ち着いた頃だった。

ふと、妻とこんな話になった。

「そういえば俺たち、年金っていくらもらえるんだ?」

今まで、仕事や会社のことばかり考えてきた。

年金についても、なんとなく「65歳になったらもらうもの」くらいにしか考えていなかったのである。

そこで、まずは「ねんきん定期便」を確認してみた。


そこに記載されていた見込額は、

私が年間 1,090,434円。

妻が年間 1,203,190円。

二人合わせると、

年間2,293,624円。

単純に12か月で割れば、月額約19万円である。

「おお……意外とあるじゃないか」

というのが、最初の感想だった。

もちろん、ここから税金や社会保険料などもあるので、そのまま19万円が使えるわけではない。

それでも、これまで会社経営をしてきた私にとって、改めて「年金」というものを数字で見る機会になった。


ねんきんネットを見て、さらに分からなくなった

さらに詳しく確認するため、ねんきんネットも見てみた。

【公式リンク】

→ 日本年金機構「ねんきんネット」

ここでは、自分の年金記録を確認したり、将来の年金見込額を試算したりすることができる。

私の場合、

  • 国民年金:209か月
  • 厚生年金:171か月

妻の場合は、

  • 国民年金:233か月
  • 厚生年金:201か月

となっていた。


ところが、ここで少し疑問が出てきた。

ねんきん定期便に書かれている金額と、ねんきんネットで確認した数字を見比べていると、どうも自分の中で計算が合わない。

さらに、別のシミュレーションをすると、

947,243円

という数字まで出てきた。

「……これは何なのだ?」

年金は、調べれば調べるほど分からなくなる。笑


この947,243円が何を意味する数字なのかについては、私自身まだ確認が必要だと思っている。

ねんきんネットの試算は、今後の加入条件や受給開始年齢など、設定した条件によって結果が変わる。

だからこそ、

「この数字は何なのか?」

というところから、もう一度確認してみることにした。

この話は、次回の記事で詳しく書こうと思う。


私たちは60歳から年金を受け取ることにした

ここまで調べたうえで、私たち夫婦には一つだけ決めていることがある。

60歳から年金を受け取る。

もちろん、年金は60歳から繰上げ受給すると、その後の年金額が減る。

現在の制度では、一定の生年月日の人が60歳から繰上げ受給する場合、65歳から受け取る場合と比べて最大24%の減額となる。日本年金機構も、60歳から65歳までの間で繰上げ受給を選択できると案内している。

【公式リンク】

→ 日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」

「それなら65歳まで待ったほうがいいじゃないか」

そう思うのが普通だと思う。

実際、損得だけを考えれば、65歳まで待つという考え方も当然ある。

それでも私は、60歳から受け取りたいと思っている。


60歳の1万円と、80歳の1万円

経営をしていると、どうしても数字で物事を見る癖がつく。

売上はいくら。

利益はいくら。

経費はいくら。

投資したら何年で回収できる。

もちろん、それは経営には必要なことである。

しかし、

人生まで損益計算書にしてしまったら、それは少し寂しい。

私はそう思うようになった。

60歳の自分と、80歳の自分。

同じ1万円でも、その意味は違うのではないか。

60歳なら、妻と車で出かけられる。

犬と散歩にも行ける。

酒も飲める。

ギターも弾ける。

バイクにも乗れる。

旅行にも行ける。

そして、何より身体がまだ動く。

もちろん80歳になっても元気な人はたくさんいる。

私だって80歳まで元気でいたい。

ただ、未来の自分の健康状態だけは、今の自分には分からない。

だったら、

元気な60代で使えるお金を、あえて80歳以降まで残しておく必要があるのだろうか。

私はそう考えた。



経営では「数字」しかし、人生はそれだけではない

私は54歳まで会社を経営してきた。

だから、数字が大切なのはよく分かっている。

年金についても、

「何歳から受け取れば一番得なのか」

「何歳まで生きれば逆転するのか」

そういう計算は当然必要だと思う。

でも、私にとって人生は、それだけではない。

私は54歳で会社経営を終えた。

これまで働いてきた時間を、これからは自分のためにも使いたい。

妻との時間。

犬との時間。

息子たちとの時間。

好きなものを楽しむ時間。

本を読む時間。

ギターを弾く時間。

そして、何もせずコーヒーを飲んでいる時間。

こういうものも、私にとっては立派な「資産」なのである。


お金を残すことだけを目的にしたくない

もちろん、お金は大切である。

私たちも、何も考えずに60歳から年金を使い切ろうとしているわけではない。

これまで準備してきた資産もある。

新NISAも、自分なりに活用している。

生活費についても考えている。

だからこそ、

年金を最大化することだけを人生の目標にはしたくない。

私はそう思っている。

お金は、残すためだけにあるものではない。

使ってこそ意味がある。

そして、その「使う」ということにも、タイミングがある。

元気なときにしかできないこともある。

妻と一緒に出かけることもそうだし、犬と過ごす時間だって永遠ではない。

だから私は、

「お金を増やす人生」から、「お金を使って人生を楽しむこと」へ。

少しずつ考え方を変えていきたいのである。


👉 【54歳で会社経営を終えた】お金より「時間」を選んだ私が、ブログを始めた理由

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2026年、私は長年、代表取締役として率いてきた会社を閉めた。会社がダメになったからではない。むしろ、これから先も続けようと思えば続けられた。だからこそ、やめるタイミングを自分で決めることにした。もう少し正確に言えば、これからの人生を考えた…

自分の人生そのものを、楽しんで経営してみよう

会社経営を終えてから、よく思うことがある。

今度は、

自分の人生そのものを経営してみよう。

会社では売上や利益を考えていた。

これからは、

「今日は楽しかったか」

「妻と笑ったか」

「好きなことをできたか」

「やりたかったことを一つでもできたか」

そんなことを大切にしてみたい。

経営者だった頃とは、ずいぶん違う経営である。笑

そして、これは私が54歳で会社経営を終えて、ブログを始めた理由にもつながっている。


54歳。まだまだ終わらない

今回、年金について調べてみて思った。

54歳。

まだまだ終わらない。

むしろ、ここから考えることが増えてきた。

  • 年金は実際にいくらになるのか
  • 60歳から受け取るとどうなるのか
  • 新NISAをどう使うのか
  • iDeCoはどうするのか
  • 生命保険は必要なのか
  • 毎月の生活費はいくら必要なのか
  • 夫婦二人でどんな暮らしをしたいのか

会社経営をしていた頃は、目の前の仕事を片付けることで精一杯だった。

今は、自分たちの未来について考える時間がある。

これは、なかなか贅沢なことである。

そして私は、これから一つずつ調べていこうと思う。

専門家でもない。

年金のプロでもない。

だからこそ、

「私はこう調べた」

「こういう数字が出てきた」

「専門家にも相談した」

「それでも私はこう決めた」

という、54歳の一人の人間の記録として残していきたい。

The End of the World

会社経営は終わった。

でも、人生は終わっていない。

むしろ、ここからが面白いのかもしれない。

60歳の1万円と、80歳の1万円。

同じ1万円でも、私は60歳の1万円を大切にしたい。

妻と使うかもしれない。

犬のために使うかもしれない。

旅行に使うかもしれない。

ギターを買うかもしれない。

酒を飲むかもしれない。笑

そして60歳になった最初の日。

初めて振り込まれた年金を見ながら、

「さて、何に使おうか」

と妻と笑えたら、それでいい。

人生の最後に、

「いろいろあったけど、楽しかったな」

と妻に言えたら、それでいい。

そんな人生を、これから少しずつ作っていきたい。

会社経営を終えた。

そして、ここからが私の第二の人生である。

さて、54歳。

次は何をやろうか。


次回予告

次回は、ねんきんネットで出てきた

「947,243円」という数字が一体何なのか。

これが何を意味しているのか、私自身ももう一度確認してみようと思う。

年金は、調べれば調べるほど奥が深い。

54歳。

まだまだ終わらない。


この記事を書くために参考にした公式サイト

【公式リンク①】

日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」

→ 繰上げ受給・繰下げ受給など、年金の基本的な制度を確認するために参照。

【公式リンク②】

日本年金機構「ねんきんネット」

→ 自分の年金記録や年金見込額の確認に利用。

【公式リンク③】

日本年金機構「国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度」

→ 国民年金保険料の免除制度について確認。

【公式リンク④】

日本年金機構「国民年金保険料の追納制度」

→ 免除期間の追納について確認。

※この記事は、私自身が年金について調べ、実際に確認した内容と、そこから考えたことを記録したものです。年金制度は変更される場合があるため、実際の受給については日本年金機構などの最新情報をご確認ください。

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